発音を「オバケの英語」から考える

「オバケの英語」という本は１度絶版になって、手に入らなくなったことがあり、けっこう古本の値段が高騰

したことでも、有名ですね。

詳しいことはアマゾンなどで手に入りますので、CD付きで、興味をお持ちになられましたら、本自体で

学習してください。

この本のいいところは、発音の本は図で、舌の位置がどうのこうのという説明のものが多いのですが、それだと、

わかりやすいようで、実際はイメージがつかみにくいという現実があると思います。

それで、この本では、ゴマを使って説明しています。

まず、pとbの発音についてです。

Pは無声です。

声を出しません。気流の流れです。と説明があります。

実際は唇を閉じて、その唇の上下の真中でゴマをハサミます。

そして、それをプッと吹き飛ばすのがPです。

ようするに、ゴマを吹き飛ばすように「パッ　ピッ　プッ　ペッ　ポッ」です。

Bはこれの有声で、「バッ　ビッ　ブッ　ベッ　ボッ」になります。

次にFとVです。

Fは我々は下唇を噛んで発音すると習いましたが、

この本では、噛むのではない。

「下唇の真ん中に置いたゴマを上の歯で抑えて、息を漏らすように発音する」と説明しています。

つまりゴマを軽くかみながら、息をもらしつつ、「ファ　フィ　フ　フェ　フォ」

ただ、「語頭などで、アクセントがある場合は吹くき落とす」

つまり、強く「ファ　フィ　フ　フェ　フォ」です。

Vは上と同様の方法で「ヴァ　ヴィ　ヴ　ヴェ　ヴォ」です。

こんな感じで発音の説明がされています。

けっこうわかりやすいですよね。