TOEICのリスニングで先読みをやった方がよいという話をよく聞きますが、その方法とは?
具体的にどのようやるのか?
私も英語の勉強法をいろいろ探ったりしているのですが、
今回は「全力特急 絶対ハイスコア」の濱崎潤之輔さんの方法を紹介したいと思います。
普通、先読みというのは、先に設問を読んおいて、音声を聞きながら、答えを待つという方法です。
これの実践的な方法と考えていいのではないかと思います。
では、紹介します。
基本編
音声が流れ始める前に設問の訳を「要約リテンション」し、音声が流れ始めるまで、頭の中で繰り返す。
音声が流れたら、内容を理解することに集中する。
ただし、目は選択肢に向ける。選択肢は読んではいけない。眺めるだけ。
設問の内容は先ほど、繰り返しているので、音声を聞いていれば、自然と答えが見えてくる。
そして、設問は3つあるので、答えに第1問めに中指、第2問目に人差し指、第3問目に親指を置く。
3問答えが決定したら、答えに塗りつぶさないで、印だけちょっことつけておく。
そして、次の問題へ向かう。パート34の60問が終わった段階でマークを塗りつぶす。
これが、1連の流れになります。
「要約リテンション」とはどういうものなのか?
例えば、
41 How many managers will attend the meeting?
A
B
C
D
42 Where will the conference be held?
A
B
C
D
43 What will be served at the conference?
A
B
C
D
以上のような設問があったとします。選択肢A~Dはこの段階では、無視です。
とにかく設問をさっと訳して、それの要旨だけをとらえます。
この場合
何人参加→ 会議どこ→何出る
何人参加→ 会議どこ→何出る
・・・・・・
これを音声が流れるまで繰り返します。
いかに設問を短く要約できるかが勝負です。
これを本番でいきなりやるのは無理なので、「新公式問題集」を2冊
完成編
なお、この本では、完成編として、応用の方法も紹介されていましたので、これも紹介します。
この方法は日本語を使わず、英語だけでやる方法です。
まず、①設問だけ読みます。
②次に、設問と選択肢の重要箇所だけ読みます。
③最後に3問ある設問だけを繰り返し、音声が始まるまで読み続けます。
音声が始まったら、先ほどと同じように、内容に集中します。
これを問題集で練習していってほしいとのことでした。
慣れたら、音声のスピードを1,2倍まで速くしてやるといいとのことでした。
濱崎さんは音声スピードは1,5倍にまで上げると、細部の音が聞き取れなくなるので、
1,2倍が良いとおっしゃています。
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